作詞・作曲はヒロト。1989年の作品。3rdアルバム『TRAIN-TRAIN』からのカットナンバーであり、シングルバラードとしてははじめての作品。
PVを観てもらえればわかるように、もうこの作品はパンクロックバンドの作品とは言えない。
また、この頃の彼らは商業的にも大成功を収めていたのであろう。PVのロケ地はハワイであり、しかも演奏ではオケが使用されている。渋谷屋根裏で活動をはじめたパンクバンドの彼らだが、ビックバンドの仲間入りをしたということが言えるのである。
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ハワイの地で太陽が燦々と降り注ぐ屋外。アロハシャツに身をまとったヒロトがいつものような強面の顔でベロを出したり首を振ったりといったエキセントリックなパフォーマンスを魅せるのではなく、ゆったりとただ芝生の上で手を広げ回転しながら嬉しそうにこの曲を歌っている。
もちろん他のメンバーもみんな嬉しそう。「こりゃあパンクじゃねえよ」うん、納得です。パンクではなくブルーハーツなのだから――。
この曲の中でヒロトは何回“あなた”と言っているのだろう。
「あなたに居て欲しい」「あなたに幸せになって欲しい」――とにかく恋するあなたへの思いをストレートに綴っている一曲なのである。
あなたがいて欲しい――この一言って恋する人に対しては常に言わなきゃいけない言葉なのに、現実の世界では中々言えない一言だよね。
「だったらラブレター書こうぜ!」この曲を聴くと、そんなヒロトからのメッセージに聞こえるのだ。
当時、この曲のおかげでラブレターを書いた人って結構多いのでは。もちろん、僕もそんな一人だが(笑)。中学生や高校生の男子はどうしても恋に奥手がち。その背中をぽんと押してくれる力が、ブルーハーツの楽曲にはあった。
で、僕の恋が成功したかどうかは……想像におまかせしますがね(笑)。